尚絅学院大学附属幼稚園

園長挨拶

園長

尚絅学院大学附属幼稚園

園長 相馬 亮

2024年度4月より、園長に着任いたしました相馬です。

本園は、キリスト教の精神に基づき、「一人ひとりが神さまから愛されている存在である」という思いを土台に、保育を行っています。子どもたちは、愛されているという実感の中で、自らを信じ、他者を大切にする心を育んでいます。これが、私たちの保育の根幹です。

園舎の周りには、手つかずの自然が広がっています。子どもたちは、決められたカリキュラムの中だけでなく、日々の生活の中で、葉っぱの裏の虫に気づいたり、雨上がりのぬかるみで泥だんごを作ったりと、大人が教えるだけでは育まれない「学び」を重ねています。感動し、遊び込み、つまずき、工夫し、分かち合う——そんな日常のひとつひとつを大切にしながら、自由な遊びを主体とした保育を行っています。

また、尚絅学院大学の附属園として、大学の研究や教育資源と連携し、子どもたちにとっても、保育者にとっても、学びが広がる園づくりを目指しています。園と大学が一体となって未来を拓く子どもたちを育てていくことは、附属園にしかできない、かけがえのない営みです。

私たちは、「遊び」の中にこそ、深い学びと人間形成の基礎があると考えています。今後とも、あたたかく見守っていただき、ご理解とご協力を賜れますと幸いです。