園長挨拶

園長

子どもたちが園の畑で育てたさつまいもがようやく収穫をむかえました。

こんにちは。手押し車で運んでいるのがえんちょうピッピです。1キロ四方に響く指笛をピッピーと鳴らすので子どもたちがそう呼んでいます。

さて、この芋は園のお祭り「ハッピーランド」で例年お父さんたちがカマドをこしらえて焼き芋にします。香ばしいので大人気、園児手製の引換券で手に入りますから楽しみにしていてください。

土、水、草、木、虫との暮らし

畑は子どもたちにとっては不思議の玉手箱です。日頃はバッタやトンボが飛び回り、じゃがいもや大根の収穫で掘るとミミズやケラが顔をだします。出てきたミミズを我れ先に掴もうと取り合いになることも。穫れた大根は給食の味噌汁にもなります。

走り回る園庭は平らな方が便利ですが、時にはトラックで運んでもらった土で小山が出現。 子どもたちは泥山に登って歓声を上げ、よってたかって土を掘り水路を作りの治山治水事業に取り組みます。

園庭は山に直結しているので落ち葉のじゅうたん。その上を先生も入りまじってサクサクと駆け回り、体にかけ合って秋の香りを満喫します。

雨が降ったら雨だれをピッシャンポッタンと器にうけて奏でる音を楽しみます。

それに飽きたら軒先で縁台将棋。「さあこい」。ピッピは歩三(ふさん)で勝負です。特訓をした園児は卒園してからも腕を上げて挑戦にやって来ます。

園庭に小山が出現

落ち葉のじゅうたん

雨の日

軒先で縁台将棋

毎日参加参観日の風通し

卒園児は園が毎日参加参観を用意しているので小学校の運動会などの代休にやって来ます。それもお母さんだけでなく祖父母同伴の家族みんなでやって来ることも。初対面のおばあちゃんから折り紙を教えてもらったり、「サッカーやろうよ」と在園児が誘うので臨時コーチをやってくれるお兄ちゃんもいます。

ありのままの園の毎日をいつでも参加して見てもらうことで、子どもを真ん中に保護者と園が手を取り合って育てる、そんな風通しの良い園をと願っています。

作詞作曲の歌づくり

ピアノを弾く園児たち

園の7台のピアノはいつでも子どもが弾けるようにしてあります。だからあちこちで歌声が絶えません。お泊まり会を楽しみにした年長組が、「ねえねえ、折角だから盛り上がる歌つくろう」と歌詞を紙に書いて担任にねだります。先生が「こう?」と弾いてみせると、「ちがう、もっと元気なの」などと注文が飛び交い、「お泊まり会の歌」ができあがります。

この勢いで大震災被災地の住民を交えた食事会の歌「ほっこりプロジェクト」も共同製作で作っちゃいました。

園の郵便屋さん

こんな園です。どうぞ遊びに見学に来て下さい。

園長あいさつのバックナンバーもどうぞ御覧下さい。

園長 岩倉 政城

岩倉政城(いわくら まさき)プロフィール

尚絅学院大学名誉教授。歯学博士。新医協(新日本医師協会)会長。東北大学病院で30年余保健活動と診療に携わる。2014年まで尚絅学院大学教授として子どもの保健、母子保健、精神保健を教授。名取市子育てサポートセンター委員、主な著書:「〝ボクってすごい〟〝アタシってすごい〟と思える子を育てる」、「かみつく子にはわけがある」、「五感ではぐくむ子どものこころ」、「えんちょうピッピの子育てだより」、「指しゃぶりにはわけがある」、「口を通した子どもの発達」、「口から見た子育て」。共著「保育にいかす精神保健」、「今日の治療指針」、「『お母さんと赤ちゃん』食事と母乳のいい関係」。主な活動:2015年国連防災会議で尚絅スタッフと共に「震災から・放射線から子どもを守る」をプレゼンテーション。「親になるための教育推進事業」連携で東北各地の高校で講話活動。主な論文:「震災後に幼稚園という日常をいかに早く保障するか 附:震災後トラウマと放射能汚染へのケア」、「保育・教育現場でことばが伝わらないもどかしさー内言の豊かさを取りもどす道」、「口臭の臨床とその心理学的アプローチ」、「子どもと保護者に寄り添う保育 -子育てが楽しくなる園に、国に-」、 「五感・体感からのこころの発達とことばの獲得」。主な講演:「子どもの遊びと労働の役割」、「放射線から人体を守る基本的な考え方」、「分析栄養学から ようやく『食育』へ…でもやっぱり保育の土台から」、「『つどう・まなびあう・みいだす・うごきだす、を公民館から』—やって貰う自治体から自分たちが主人公の自治体へ–」。主な学会発表:「自治体母子保健事業で母・父一対の質問票を用いた虐待予兆の検出」。研究:乳幼児虐待防止、子どもの貧困、核発電所災害から子どもを守る。